青青日記

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ミステリーボニータ12月号に「三国志ジョーカー」
 ふたたび読みきりです。すみません。
 次号から本編を再開します。m(_ _)mm(_ _)m

 まさかの陳羣メインです。
 9月10日の「三国志フェス」でサイン絵に陳羣を求めてくださった方が2人くらいおられたので、編集さん(三国志を全く知らない)に陳羣は人気があると吹き込んでみました。この手法が通るなら、兀突骨が主人公の読みきりとかもOK出るんじゃないかと思った2011年秋です。
 自分は少女漫画家のくせに滅多に花を描かないのに、荀(45歳おっさん)に花を背負わせようと思いついた時点でイカレてる自覚はありました。

 今回の読みきりと前回(9月刊)は単行本化されない可能性が高いので、興味のある方は雑誌チェックをおすすめします。。。
 あ、ストーリーそのものはあんまり巧く出来てないですよ。

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 小ネタが多いので、いくつか元ネタ紹介。
○曹丕の詩は「釣干行」。チャラいので好きです。
○曹植のは「公讌」。本当は曹丕の「芙蓉池作」に応じて作られた詩ですね。あんまり難しい漢字を使っていなくて水や魚にかかわるフレーズがある曹植の詩を探した結果、これになりました。
 もちろん全文を見れば内容は全然合ってません。
 それ以前に「釣干行」は楽府で「公讌」は詩なので、唱和としては無茶苦茶。でもほら、そこは漫画ですから。
○ちなみに、公子ズの舟に同乗してるのは、呉質(ショタ)、徐幹(ガリ)、曹真(デブ)。
 荀の娘が登場シーンで抱いてる赤子は、弟の荀擇任后どうでもいいですね。
○船の手抜き工事というネタは、『棠陰比事』の「許元焚舟」。
 『棠陰比事』は、そもそも「司馬懿くんの事件簿」を描き始めたきっかけの一つです。あの頃はストーリー作りとかを放棄したくて、「棠陰比事だけをネタ本にしてこの漫画を描く」とか決めてたっけ。。。

棠陰比事
 中国の裁判物語集。南宋の桂万栄撰。中国古来の優れた犯罪捜査・判例などを144話集めたもの。江戸時代に日本へ伝わって「大岡政談」などの元ネタになった本。

篆刻の歴史と鑑賞―中国璽印源流
篆刻の歴史と技法 ハンコといえば朱色だと思っているけれど、朱肉を使うようになったのは五代か北宋(10〜11世紀)からで、秦漢までは封泥、それ以後は墨だそうです。印の歴史の半分は朱印じゃなかったんですねー。
三国志ジョーカー |2011.11.05 Saturday 07:13 | comments(0) | - |









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